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“相続”を“争族”にしないため
2014年04月3日

岩本昌信

行政書士の、岩本昌信です。

「4人の子供たちには平等に与えたい」

永年、長男と暮らしてきた年老いた母親には、夫から引き継いだ土地・建物とわずかな預貯金が
あるのみです。

4人の子供たちの間では、以前から金銭トラブルがあり、母親の死後遺産分割でもトラブルことが
予測できます。

母親と同居し、先祖の祭祀を承継する長男は、自らが住む住居の相続を遺言するよう母親に相談したが、「子供たちには平等に・・・」の母親の思いは強いようです。

遺言がなく、遺産分割協議が整わない場合は、民法の定める「法定相続分」によるか、
調停・審判など家庭裁判所の手続を経ることになります。

民法900条4項では、子供のそれぞれの「相続分」は「平等」と定められています。
母親も「平等」を望んでいます。

「平等」には「絶対的な平等」とそれぞれの事情を考慮した「相対的な平等」があります。
民法906条では、遺産分割をする場合の基準として「遺産の分割は、遺産に属する物又は権利の
種類及び性質、各相続人の年齢、職業、心身の状態及び生活の一切の事情を考慮してこれをする」と
規定しています。

“相続”を“争族”にしないためには法律だけに依存するのではなく
「・・・一切の事情を考慮して・・・」 “話し合い,“平等,に相続する私たちの姿勢と知恵が
求められているのではないでしょうか。

執筆;行政書士 岩本昌信

カテゴリ:02-相続について
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