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遺言について③
2014年08月7日

hukumoto

 

行政書士の福本匡宏です。

 

皆様、「予備的遺言」とういものをご存知でしょうか?
これは、遺言を作成する際、万が一のことを考え、
備えておくリスク回避のテクニックの一つです。

例えば、老夫婦に子供が一人という三人家族がいたとします。
当然、老夫婦のご両親は随分前に他界されています。
ご主人は自分が他界した後は、奥様の面倒を見て欲しいという思いから、
自宅の土地と建物を子供に相続させる旨の遺言を残しました。

しかし、不幸にもご主人より先に子供が亡くなってしまった場合、
ご主人の土地と建物は誰が相続するのでしょうか?

実は、この場合、奥様とご主人の兄弟姉妹に相続権が発生致します。
また、もしご主人の兄弟姉妹の内、すでに他界されている人がいた場合は、
その人の子供が相続人になります。

つまり、土地と建物の帰属先は、奥様とご主人の兄弟姉妹(場合によってはその子供。)の
全員で協議する必要があるのです。
奥様とご主人の兄弟姉妹(場合によってはその子供。)が普段から交流があれば、
話し合いもスムーズに進むかもしれません。しかし、そうでないと・・・。

そこで、冒頭の「予備的遺言」ですが、ご主人はあらかじめ遺言で、
もし、自分が死亡する以前に、子供が死亡していた場合は、自宅の土地と建物は妻に相続させる旨を、
一文加えて残しておくことで、万が一のリスクを回避することができます。

このように、遺言には予備的な備えを書くこともできます。
できるだけ起こり得るリスクは回避したいですよね。

皆様も遺言作成時には是非、備えを!

                                                                                               執筆:行政書士、AFP 福本匡宏

 

カテゴリ:05-遺言について
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